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  • 透ける積木

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    遠藤政樹/EDH遠藤設計室の2010年の住宅作品「ナチュラルアングル」の改修である。連続した一室空間であった二階に、2人の子供のための空間をゆるく間仕切りたいとの要望であった。

    相談を受けた初期の段階から遠藤政樹氏と千葉工業大学遠藤政樹研究室の学生たちと一緒に計画を進めた。案を考える上の初期設定として、自分たちで実際に制作できるものと決めた。
    複数の案の中から30mmx40mmの角材を600本積み上げた間仕切りとしての家具(間仕切積木家具)が採用になった。

    角材を交互に積み重ねることで生まれた隙間に板材を挟み込みデスクや棚を作り出し、何も挟み込まれないところは光を通す。またジグザグに壁を計画することで個室側と通路側の両面から利用できるとともに、それ自体で自立するように考えられている。

平面図
模型
原寸モックアップ
制作風景
制作風景
制作風景
用途 間仕切家具
所在地 東京都世田谷区
主体構造 木造(角材)
敷地面積 -
建築面積 -
延床面積 -
設計期間 2018.02-2019.5
施工期間 2019.06
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