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  • 2013年3月31日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    客として -鮨M計画-

    [:en]msushi_opened01

    先日、私たちが設計・監理した神楽坂のお鮨屋さん(鮨松もと)に電話で予約して友人とともに行ってきました。

    飲食店や店舗の設計は、住宅と異なり完成した後に気軽に見に行けたり、入って利用することができる為、設計者にとっては嬉しい限りです。

    中に入ると他のお客さんもいて、少し緊張してしまいました。一般のお客さんがどのように寛いでいるか、どのような所を気にしているか等々、気になってしまいます。。

    msushi_opened04

    料理はおまかせコースになっており、様々なおいしい小料理が一品ずつ出された後、握りが登場します。写真はウニの握りです。全ての料理の素材と調理法に、大将の強いこだわりと高い技術を感じました。

    msushi_opened03

    日本酒を頼むと厳選されたお酒の一升瓶を、甘いものから辛いものまで順番にカウンターの上に並べて説明してくれました。気の効いた心配りに嬉しくなります。

    msushi_opened02

    結局、最後まで居て寛いでしまいました。最高の料理とお店が賑わっていたこと、またご夫婦の元気な姿が見れたことで幸せな時間を過ごすことができました。

    鮨 松もと
    東京都新宿区津久戸町4-1ASKビル1階
    電話:03-3260-0102
     
    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]msushi_opened01

    先日、私たちが設計・監理した神楽坂のお鮨屋さん(鮨松もと)に電話で予約して友人とともに行ってきました。

    飲食店や店舗の設計は、住宅と異なり完成した後に気軽に見に行けたり、入って利用することができる為、設計者にとっては嬉しい限りです。

    中に入ると他のお客さんもいて、少し緊張してしまいました。一般のお客さんがどのように寛いでいるか、どのような所を気にしているか等々、気になってしまいます。。

    msushi_opened04

    料理はおまかせコースになっており、様々なおいしい小料理が一品ずつ出された後、握りが登場します。写真はウニの握りです。全ての料理の素材と調理法に、大将の強いこだわりと高い技術を感じました。

    msushi_opened03

    日本酒を頼むと厳選されたお酒の一升瓶を、甘いものから辛いものまで順番にカウンターの上に並べて説明してくれました。気の効いた心配りに嬉しくなります。

    msushi_opened02

    結局、最後まで居て寛いでしまいました。最高の料理とお店が賑わっていたこと、またご夫婦の元気な姿が見れたことで幸せな時間を過ごすことができました。

    鮨 松もと
    東京都新宿区津久戸町4-1ASKビル1階
    電話:03-3260-0102
     
    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2013年2月25日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    ブログホームページ更新

    [:en]sushim_04

     

    このホームページのWORKSに「Parallelogram Sushi Shop/平行四辺形の鮨店」を追加しました。

    http://blog.sangodesign.com/?page_id=33

     

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]sushim_04

    このホームページのWORKSに「Parallelogram Sushi Shop/平行四辺形の鮨店」を追加しました。

    http://blog.sangodesign.com/?page_id=33

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2013年2月8日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    施主検査 -鮨M計画-

    [:en] 

    msushi_kensa

    消防検査や設計検査による是正工事がほぼ終了しましたので、最後の施主検査を行いました。

    施主は何度も現場に来られているので、検査というよりもスイッチや機器の取り扱いなどの使用説明と使用上の注意などが大半です。検査終了時に鍵を引き渡し、無事完成となりました。

    この日からは施主である店主がオープンに向けて、完成した厨房やカウンターを使っての準備に取りかかります。

    msushi_door1

     

     

    検査の前には、入り口の製作引戸が完成しました。

    白木の框にガラスをはめて、その内外に黒い木製縦格子を取付けました。正面からは中がよく見えますが、少しズレると見えにくくなります。
    msushi_door2

     

     

     

     

     

    のれん受けの詳細写真です。風でのれんが外れないように、竹製のれん棒に木栓を付けてもらいました。のれんを外す時はこの木栓を抜いてから外します。

    msushi_door3

    写真では木栓が見えるように竹を回して写していますが、手を離すと竹の自重で1/4ほど奥側に回転して木栓は表から見えなくなります。

     

     

     

     

    引き戸を開けると踏み込みスペースの焼き杉壁と客室の床と桧カウンターが見えます。

    お客さんのプライバシーを保つ落ち着いた室内空間と、通りから極端に閉鎖的にしたくないという矛盾する課題から、この様な地窓(足下の窓)をデザインしています。

     

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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    msushi_kensa

    消防検査や設計検査による是正工事がほぼ終了しましたので、最後の施主検査を行いました。

    施主は何度も現場に来られているので、検査というよりもスイッチや機器の取り扱いなどの使用説明と使用上の注意などが大半です。検査終了時に鍵を引き渡し、無事完成となりました。

    この日からは施主である店主がオープンに向けて、完成した厨房やカウンターを使っての準備に取りかかります。

     

     

     

     

     

     

     

    msushi_door1

     

    検査の前には、入り口の製作引戸が完成しました。

    白木の框にガラスをはめて、その内外に黒い木製縦格子を取付けました。正面からは中がよく見えますが、少しズレると見えにくくなります。

     

     

     

     

     

     

     

    msushi_door2

    のれん受けの詳細写真です。風でのれんが外れないように、竹製のれん棒に木栓を付けてもらいました。のれんを外す時はこの木栓を抜いてから外します。

    写真では木栓が見えるように竹を回して写していますが、手を離すと竹の自重で1/4ほど奥側に回転して木栓は表から見えなくなります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    msushi_door3

    引き戸を開けると踏み込みスペースの焼き杉壁と客室の床と桧カウンターが見えます。

    お客さんのプライバシーを保つ落ち着いた室内空間と、通りから極端に閉鎖的にしたくないという矛盾する課題

    から、この様な地窓(足下の窓)をデザインしています。

     

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2013年1月28日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    客席カウンター完成 -鮨M計画-

    [:en]msushi_counter8

    msushi_counter9

    大中小、三枚の木曽桧材のまな板が搬入されました。さすがにお鮨屋さんだけあって、巨大です。この大きなまな板が作業台にはめ込まれます。

    すっきりとした見栄えとともに、毎日取り外して洗浄する為、取り外し易さも重要です。

    カウンター内と作業台の上は極力シンプルにするため、手洗いのシンクを作業台に埋め込んで設計しました。

    またコストを考慮してシンクは既製品を使い、そのサイズに合わせて天板を製作しています。

    msushi_counter7

    一通りの木屑やゴミがでる作業が終わり、掃除をしてついに木曽桧一枚カウンターの養生が外されました。工事の最初の方からずっとあったカウンターでしたが、高級な物のため作業中は養生を外すことはできず、現物を見るのはこの時が初めてです。

    外したとたんに桧の良い香りが店内に広がりました。傷もまったく無くとても美しい銘木カウンターで安心しました。

    msushi_kitchen02

    カウンター内からの写真です。入り口の踏み込みスペースと客席の間には地窓(足下の低い窓)があり、お客さんの出入りを大将が確認できるようにしています。

    また小さな客室を極力広く感じさせる為にも、この地窓は役立っています。

    工事はもうほぼ終了です。これからは細かな是正工事と消防検査が待っています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]msushi_counter8

    msushi_counter9

    大中小、三枚の木曽桧材のまな板が搬入されました。さすがにお鮨屋さんだけあって、巨大です。この大きなまな板が作業台にはめ込まれます。

    すっきりとした見栄えとともに、毎日取り外して洗浄する為、取り外し易さも重要です。

    カウンター内と作業台の上は極力シンプルにするため、手洗いのシンクを作業台に埋め込んで設計しました。

    またコストを考慮してシンクは既製品を使い、そのサイズに合わせて天板を製作しています。

    msushi_counter7

    一通りの木屑やゴミがでる作業が終わり、掃除をしてついに木曽桧一枚カウンターの養生が外されました。工事の最初の方からずっとあったカウンターでしたが、高級な物のため作業中は養生を外すことはできず、現物を見るのはこの時が初めてです。

    外したとたんに桧の良い香りが店内に広がりました。傷もまったく無くとても美しい銘木カウンターで安心しました。

    msushi_kitchen02

    カウンター内からの写真です。入り口の踏み込みスペースと客席の間には地窓(足下の低い窓)があり、お客さんの出入りを大将が確認できるようにしています。

    また小さな客室を極力広く感じさせる為にも、この地窓は役立っています。

    工事はもうほぼ終了です。これからは細かな是正工事と消防検査が待っています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2013年1月24日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    冷蔵庫搬入 -鮨M計画-

    msushi_hannyu1

    業務用大型冷蔵庫が現場に搬入されました。冷蔵庫の搬入は設計者にとって少し緊張する瞬間です。

    特に店舗の場合の搬入作業が難しくなる理由は、スペースに余裕が無い場合が多いのと、計画上、厨房は道路から奥に配置されるケースが多いからです。また冷蔵庫が家庭用とは比べ物にならない程大きいので、大抵の搬入はギリギリになります。

    お店によっては先に大型冷蔵庫を厨房に設置してから内部の壁を作る場合もあるそうですが、故障時に搬出ができなくなるリスクが大きいため採用しませんでした。

    msushi_hannyu2

    図面上で散々検討して、絶対に入ると確信を持っていても、現場でのスレスレの作業を見ると、やはり不安になります。

    入り口には小さな踏み込みスペースがあるので、動線はクランクさせないといけません。。

    実は図面上では入り口のここが一番の難所でした。作業員さんが慎重にゆっくりと入れて行きます。ミリ単位の搬入作業です。

    msushi_hannyu3

    客室内ではカウンターの上を通過させて搬入します。仕上げがほぼ終了しているので、どこにも触れることは許されません。手慣れた作業員さんたちのチームプレーで問題なく厨房まで搬入ができました。

    msushi_meeting2

    大型冷蔵庫とともにコールドテーブル、ステンレス作業台なども搬入・設置されました。カウンター内の調理スペース側にはこの後、大きな桧のまな板がのります。

    まな板以外の部分もステンレス天板が見えないように加工するため、桧カウンターの時のように原寸の型を作りました。これを工場に持って行き加工して再度搬入します。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2013年1月15日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    天井木ルーバー工事 -鮨M計画-

    msushi_tenjo01 客室内の天井に天然木ルーバーを設置します。設計意図としては、照明を極力隠したいという事とカウンタースペースの特別感・高揚感の演出です。この工事は図面上では簡単に描けるのですが、実際の工事では中々職人泣かせの作業でした。

    msushi_mokusenまず、割り振りを計算して初めの1本目を固定します。それを基準として他の木ルーバーをビスで順番に固定していきます。

    ビスで固定した後、ビス頭が見えなくなるように、同素材で作ったお手製の木栓を埋めます。そしてはみ出た木栓をノコギリで切って、その後にヤスリを掛けて完成です。

    この作業を約150箇所、上を向いて行います。見ているだけで首が痛くなる作業でした。。

    msushi_tenjo02

    大工さんが次々にビスで木ルーバーを固定していきますが、木栓作業は追いついて行きません。ひたすら地道な作業が続きます。

    msushi_tenjo03

    最後は職人さん、監督さん、救援部隊、総出の作業となりました。また木ルーバーの間に照明を埋め込むため、電気屋さんも同時作業になりました。

    msushi_tenjo04

    木栓が付いた写真です。努力の結果、(じっくり注意して見れば分かる所もありますが)、床から見ると全くわかりません。地味な作業でしたが、すばらしい仕上がりになりました。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2013年1月10日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    左官工事2 -鮨M計画-

    [:en]msushi_sakan4

    道路側の外壁も左官で仕上げます。下地は既存の壁を利用するため、モルタルを何重にも重ねて土台の下地ができました。この上に一度薄くコテ塗りして下地は完成です。

    msushi_sakan9
    仕上げの材料にはワラスサを入れます。ワラスサを入れすぎないように注意しながら骨材や塗料などの左官材と混ぜていきます。

    msushi_sakan7

    室内の左官壁よりも荒々しく仕上げるため、骨材の大きさを少し大きいものにして、コテの押さえも荒くしてもらいます。丁寧な荒い表現というのが、一番難しいそうです。。

    左官壁の場合、現場での調整で大きく雰囲気が変わってしまうとともに、事前のサンプル確認だけではわからない部分も多いので、作業日は必ず私たちが現場に来て確認しながらやってもらう必要があります。

    msushi_sakan8

    小さな丸窓部分はエッジが立たないように丁寧に塗り回してもらいました。室内の千鳥の壁が少し見えます。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]msushi_sakan4

    道路側の外壁も左官で仕上げます。下地は既存の壁を利用するため、モルタルを何重にも重ねて土台の下地ができました。この上に一度薄くコテ塗りして下地は完成です。

    msushi_sakan9
    仕上げの材料にはワラスサを入れます。ワラスサを入れすぎないように注意しながら骨材や塗料などの左官材と混ぜていきます。

    msushi_sakan7

    室内の左官壁よりも荒々しく仕上げるため、骨材の大きさを少し大きいものにして、コテの押さえも荒くしてもらいます。丁寧な荒い表現というのが、一番難しいそうです。。

    左官壁の場合、現場での調整で大きく雰囲気が変わってしまうとともに、事前のサンプル確認だけではわからない部分も多いので、作業日は必ず私たちが現場に来て確認しながらやってもらう必要があります。

    msushi_sakan8

    小さな丸窓部分はエッジが立たないように丁寧に塗り回してもらいました。室内の千鳥の壁が少し見えます。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2013年1月7日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    内壁工事 -鮨M計画-

    msushi_sakan3

    内壁の左官壁が乾燥し完成しました。ワラスサの量も適量ですばらしく、クロス貼り仕上げとは異なる深みのある感じの高級感がでました。

    インテリアの内装設計の場合は特に、仕上げ方法や素材の一つ一つの選択がとても重要になってきます。このお鮨屋さんでは小さな空間に様々な種類の多くの素材を使いながら、色味やテイストを揃える事に苦心しました。

    msushi_wall1

    カウンター内の壁には「セン(栓)」という樹種の柾目の天然木化粧合板を千鳥貼りしました。目地幅は検討の結果4mmとしています。

    カウンター内の壁は施主である大将の背景となるとともに、お客さんが最も目にする壁でもあり、特に重要な壁です。

    柾目のラインを千鳥に配置することで壁に方向性が無くなり、一見派手な様で実は落ち着いた壁になったと思います。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2012年12月24日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    左官工事 -鮨M計画-

    msushi_sakan1

    左官職人さんによる左官工事が始まりました。客室内の壁はほぼワラスサ入りの左官塗り壁にしています。仕上げを決定するにあたり、現物サンプルをいくつも作ってもらい、色や質感、ワラスサの量など施主と一緒に詳細に検討しました。

    ワラスサ(藁すさ)とは本来、土壁などのひび割れを防止する為の補強材として入れるものです。ここではその効果にも期待をしていますが、何よりもその質感と自然な雰囲気を求めました。

    ワラスサを入れた左官壁は塗った直後はワラスサはあまり目立ちませんが、徐々に乾いていくと浮き上がってきます。注意しないと入れ過ぎになってしまいます。

    msushi_sakan2

    道路側の外壁も左官仕上げにしています。既存の壁に荒くモルタルを塗って、その上により目の細かいモルタルを何度も塗り重ねて下地の壁を作っていきます。

    外壁は内壁に比べ、骨材を大きいものにするとともにコテの仕上げも荒くすることで、少し大柄な荒い土壁的な表情にする予定です。

    内外で差を付ける事で、より室内の左官壁が繊細で上質な壁に感じられるように考慮しています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

     

  • 2012年12月15日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    焼杉板貼り-鮨M計画-

    外から客室に入る前に前室として計画している踏込みスペースに仕上材の焼杉板が貼られました。

    焼杉板とは杉板の表面を焼いて炭化させ、耐候性や腐食性を強くさせる昔からの伝統的な建築材料です。普通の杉板に塗装したものとの大きな違いは、表面に木目に沿って凹凸ができ立体的な奥行きのある表情になります。

    この計画では見積調整の中で普通の塗装杉板に変更するという案もでましたが、こだわって焼杉板にしました。貼られている所を見て、変更しなくてよかったと安堵しました。

    踏込みスペースの焼杉板貼りの壁は外の通りからも見えるように計画しています。神楽坂に残る黒塀の細い路地に入って行くような雰囲気になれば最高です。

    また踏込みスペースで明るさの落とした黒い材料を使う事で、客室空間との明るさや色合いの違いを大きくし、よりお客さんに客室が輝いているように感じてもらえると考えています。

    その辺りの演出が実際どのように働くか楽しみです。これからはどんどん仕上工事が進んでいきます。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2012年12月2日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    桧カウンター土台 -鮨M計画-

    [:en]

    桧カウンターを設置するための土台ができてきました。大工さんの腕がよく仕事がとても早いです。

    カウンターの高さ設定は、設置する予定の椅子の座面高さから計算し、また実際にモックアップ(原寸模型)で試して決めました。椅子との高さバランスを間違えると非常に居心地が悪くなってしまいます。またカウンターの内側からのサービスのしやすさも無視してはならないので、ご主人とともに現場にて実際に動きをやってもらいながら検討しました。

    室内のボードがほぼ貼り終わり、最終的な空間の大きさが分かるようになりました。これから仕上げが付加されて空間の印象がどんどん変化していくので楽しみです。

    右の写真は、客室からトイレに行くための前室入り口部分です。平面計画の中で一番密な部分だったので、気になっていたのですが、実際に図面通りにできて全く問題なく安心しました。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    桧カウンターを設置するための土台ができてきました。大工さんの腕がよく仕事がとても早いです。

    カウンターの高さ設定は、設置する予定の椅子の座面高さから計算し、また実際にモックアップ(原寸模型)で試して決めました。椅子との高さバランスを間違えると非常に居心地が悪くなってしまいます。またカウンターの内側からのサービスのしやすさも無視してはならないので、ご主人とともに現場にて実際に動きをやってもらいながら検討しました。

    室内のボードがほぼ貼り終わり、最終的な空間の大きさが分かるようになりました。これから仕上げが付加されて空間の印象がどんどん変化していくので楽しみです。

    右の写真は、客室からトイレに行くための前室入り口部分です。平面計画の中で一番密な部分だったので、気になっていたのですが、実際に図面通りにできて全く問題なく安心しました。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2012年11月22日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    踏込み空間+染色塗装 -鮨M計画-

    [:en]

    小さなお店ですが、道路からの入り口と客室の間に踏込みスペースを計画しています。それは、外からの音の問題、人の出入りによる外気温や風が直接客席に影響しないように、などの機能的な理由とともに、より客室を輝かせる為の演出的なサブ空間としてデザインしました。

    現場ではその踏み込み空間と客席を仕切る壁の軽量鉄骨下地が組まれました。この壁は足下にガラスが大きく入るため、骨組みも抜けています。写真手前に置いてある黒い木枠がはめ込まれます。

    これらの木枠は、工場で黒く染色塗装を施されたものを現場に入れてもらったので、現場塗装よりも色ムラがなく、とても奇麗に仕上がっています。

    現場塗装と工場塗装にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、塗装の質のみを考えると断然に工場塗装の方が高くなる事がよくわかりました。

    店舗工事と住宅工事での現場監督・職人さん達の考え方や施工方法の違いが様々なところで発見でき、私たちにとっても大変勉強になる現場になっています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    小さなお店ですが、道路からの入り口と客室の間に踏込みスペースを計画しています。それは、外からの音の問題、人の出入りによる外気温や風が直接客席に影響しないように、などの機能的な理由とともに、より客室を輝かせる為の演出的なサブ空間としてデザインしました。

    現場ではその踏み込み空間と客席を仕切る壁の軽量鉄骨下地が組まれました。この壁は足下にガラスが大きく入るため、骨組みも抜けています。写真手前に置いてある黒い木枠がはめ込まれます。

    これらの木枠は、工場で黒く染色塗装を施されたものを現場に入れてもらったので、現場塗装よりも色ムラがなく、とても奇麗に仕上がっています。

    現場塗装と工場塗装にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、塗装の質のみを考えると断然に工場塗装の方が高くなる事がよくわかりました。

    店舗工事と住宅工事での現場監督・職人さん達の考え方や施工方法の違いが様々なところで発見でき、私たちにとっても大変勉強になる現場になっています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2012年11月20日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    ボード貼り工事+丸窓の検討 -鮨M計画-

    [:en]

    天井にボードが貼られました。天井高さは躯体の梁が隠れ、梁形が内装に表れないようにするとともに、設備配管等を考慮して最大の天井高さが取れるように設定しました。

    狭い現場の場合、保管場所がないためボードが搬入されたらすぐに取付けないといけません。ボードがあると大工さんが動けないなどという問題がおこります。これらの搬入と施工のタイミング、他業種の職人さんの調整など、狭い現場の場合は特に難しい工程調整が必要になります。この現場ではその辺りを優秀な現場監督のおかげで工程に無駄ができず、スムーズに進んでいます。

    既存の外壁内に昔の店舗のFIXガラス窓が入っていたことが解体時に判明し、そのガラスを利用して新しく丸窓を付ける計画にしました。この日はその丸窓の位置と大きさを現場にて確認しました。

    内側の既存ガラスの状態や下地の位置関係、窓に植栽がかかるようにしたいなど、検討した結果写真の位置と大きさで決めました。

    外壁の下地は既存のものを再利用します。一度表面をならした後に、左官で仕上げる予定です。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    天井にボードが貼られました。天井高さは躯体の梁が隠れ、梁形が内装に表れないようにするとともに、設備配管等を考慮して最大の天井高さが取れるように設定しました。

    狭い現場の場合、保管場所がないためボードが搬入されたらすぐに取付けないといけません。ボードがあると大工さんが動けないなどという問題がおこります。これらの搬入と施工のタイミング、他業種の職人さんの調整など、狭い現場の場合は特に難しい工程調整が必要になります。この現場ではその辺りを優秀な現場監督のおかげで工程に無駄ができず、スムーズに進んでいます。

    既存の外壁内に昔の店舗のFIXガラス窓が入っていたことが解体時に判明し、そのガラスを利用して新しく丸窓を付ける計画にしました。この日はその丸窓の位置と大きさを現場にて確認しました。

    内側の既存ガラスの状態や下地の位置関係、窓に植栽がかかるようにしたいなど、検討した結果写真の位置と大きさで決めました。

    外壁の下地は既存のものを再利用します。一度表面をならした後に、左官で仕上げる予定です。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2012年11月14日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    軽量鉄骨工事 -鮨M計画-

    床の段差処理が終わり、軽量鉄骨工事が始まりました。天井と間仕切り壁部分に軽量鉄骨で下地を組んで行きます。同時に電気屋さんが天井や壁の中を通す配線工事も行いました。

    この物件では木下地でも法律上問題ないのですが、壁や天井の不燃性能を上げるため軽量鉄骨下地を採用しました。

    軽量鉄骨は現場にて必要長さに切断して組み立てます。職人さんの得意不得意にもよるのかもしれませんが、木で下地を組むよりも早い感じがしました。躯体壁(コンクリート壁)にはモルタルでボードを固定するGL工法で下地を作ります。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2012年11月9日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    厨房ブロック積み -鮨M計画-

    [:en]

    給排水の配管工事が終わり、この配管たちを床内に埋めるため床上げをします。その床上げ部分の際にコンクリートブロックを積んでいきます。床上げは、スタイロフォームである程度調整し、コンクリートを打設してつくります。

    床上げレベルの設定は、シビアに検討しました。エントランスに段差を作り、店内は全てフラットにするか、厨房のみ床上げするか、客席と前室に段差を付けて段差を小さくするか、などなど様々な案を検討しました。段差の大きさや付ける所によって、使い方や利便性が大きく変わるため、料理人やお客さんの動きを考えながら、お施主さんと共に設定しました。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    給排水の配管工事が終わり、この配管たちを床内に埋めるため床上げをします。その床上げ部分の際にコンクリートブロックを積んでいきます。床上げは、スタイロフォームである程度調整し、コンクリートを打設してつくります。

    床上げレベルの設定は、シビアに検討しました。エントランスに段差を作り、店内は全てフラットにするか、厨房のみ床上げするか、客席と前室に段差を付けて段差を小さくするか、などなど様々な案を検討しました。段差の大きさや付ける所によって、使い方や利便性が大きく変わるため、料理人やお客さんの動きを考えながら、お施主さんと共に設定しました。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2012年11月3日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    給排水工事と現場打合せ -鮨M計画-

    [:en]

    仕上げ材のカットサンプルを用意して、現場にてお施主さんと採用する素材を検討しました。鮨屋さんということもあり木材や仕上げの種類、使い方、色使いなど慎重に決める必要があります。他の素材についても極力現場に現物を用意して、比較検討を行います。

    また現場工事の初めには、現場監督や職人さんと打合せる内容が特に多くあり、現場に作った仮設の打合せテーブルを囲んで綿密に抜けや、誤解が無いようにじっくり打合せを行いました。

    現場工事では、まず厨房関係の給排水工事が行われました。給水、排水の位置などを確認します。最終的にはコンクリートで床上げし、配管は床の中に埋まるため間違いは許されません。右側に写っているものは、グリストラップと言われる排水から油を取り除く設備です。厨房内の排水は全てここを通過して排水されます。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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    仕上げ材のカットサンプルを用意して、現場にてお施主さんと採用する素材を検討しました。鮨屋さんということもあり木材や仕上げの種類、使い方、色使いなど慎重に決める必要があります。他の素材についても極力現場に現物を用意して、比較検討を行います。

    また現場工事の初めには、現場監督や職人さんと打合せる内容が特に多くあり、現場に作った仮設の打合せテーブルを囲んで綿密に抜けや、誤解が無いようにじっくり打合せを行いました。

    現場工事では、まず厨房関係の給排水工事が行われました。給水、排水の位置などを確認します。最終的にはコンクリートで床上げし、配管は床の中に埋まるため間違いは許されません。右側に写っているものは、グリストラップと言われる排水から油を取り除く設備です。厨房内の排水は全てここを通過して排水されます。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2012年10月29日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    桧カウンター型板製作 -鮨M計画-

    現場の墨出しと桧一枚板のカウンターの為の型板製作が現場で行われました。

    墨出しとは、実際の現場の床に墨で線を引き、壁の位置や厚さ、開口の位置等を出します。特に内装工事の場合、図面と現場での寸法の差が出やすいため、綿密な墨出しを行う必要があります。ここでは大きなサイズ違いはなく安心しました。

    型板製作とは現場でカウンターの原寸の大きさに墨出しを行い、それをそのまま合板に描き起こします。それを加工工場に持って行き、それを元にカウンターを製作します。そうすることで加工工場での製作物と、向かい入れる現場での下地製作との間でズレがなくなります。

    カウンターを固定する金物の為の彫り込み位置やサイズも細かく記します。墨出しと同じように、こちらも合板上に起こした原寸図面です。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2012年10月18日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    祈祷式 -鮨M計画-

    鮨M計画の現場工事が始まりました。その前に、工事中の安全と竣工後のお店の繁栄を願い祈祷式が行われました。建築工事ではよく工事前に地鎮祭を行いますが、地鎮祭は建物ができるときにすでにやっていることもあり、地鎮祭ではなく祈祷式として地元の神主さんに来てもらい、お祈りしてもらいました。

    内装工事でもここまでやるのは珍しく、工務店も私たちも始めての経験でした。施主の意気込みと情熱が感じられます。祭壇も立派なものでした。

    これから約1ヶ月間、急ピッチで工事が進みます。開店後の末永く繁盛できるような長期的な視点を持って工事監理をしたいと、気持ちを新たにしました。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2012年9月5日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    銘木確認 -鮨M計画-

    [:en]

    桧(ヒノキ)の無垢カウンターは私たちの設計している鮨店にとって、とても大事な内装の要素です。そのカウンターで使いたい実際の桧を、施主夫婦と一緒に新木場の銘木屋さんに行って確認して来ました。

    一枚板の無垢の桧でカウンターに使えるほどの大木は数自体が少ないので、良い状態のものを見つけることは難しいのですが、さすが歴史ある材木の街、新木場です。図面の寸法にちょうど良いサイズで、状態の良い桧を紹介してくれました。これを加工、磨いてカウンターにします。

    紹介された銘木は自然乾燥30年以上のものだそうで、伸縮も少なそうです。節もほとんどなく、幅も十分です。値段はさすがに張りますが、それでも他のところと比較すると、かなり安い金額でした。

    材木を見た後は事務所に案内され、カウンターの納まりについて検討・相談をしました。合間には新木場にある材木屋さんの歴史についてや、東京の様々な鮨店のカウンターの納まりについてなど、興味深いお話が聞けてとても勉強になりました。

    銘木の倉庫兼工場には、様々な樹種の銘木たちが高く積み上げられており、圧倒されるとても圧巻な空間でした。私たちの事務所のある亀戸から新木場へはバスで一本なので、以外と近いことがわかり、これからは新木場に通う事も多くなりそうです。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    桧(ヒノキ)の無垢カウンターは私たちの設計している鮨店にとって、とても大事な内装の要素です。そのカウンターで使いたい実際の桧を、施主夫婦と一緒に新木場の銘木屋さんに行って確認して来ました。

    一枚板の無垢の桧でカウンターに使えるほどの大木は数自体が少ないので、良い状態のものを見つけることは難しいのですが、さすが歴史ある材木の街、新木場です。図面の寸法にちょうど良いサイズで、状態の良い桧を紹介してくれました。これを加工、磨いてカウンターにします。

    紹介された銘木は自然乾燥30年以上のものだそうで、伸縮も少なそうです。節もほとんどなく、幅も十分です。値段はさすがに張りますが、それでも他のところと比較すると、かなり安い金額でした。

    材木を見た後は事務所に案内され、カウンターの納まりについて検討・相談をしました。合間には新木場にある材木屋さんの歴史についてや、東京の様々な鮨店のカウンターの納まりについてなど、興味深いお話が聞けてとても勉強になりました。

    銘木の倉庫兼工場には、様々な樹種の銘木たちが高く積み上げられており、圧倒されるとても圧巻な空間でした。私たちの事務所のある亀戸から新木場へはバスで一本なので、以外と近いことがわかり、これからは新木場に通う事も多くなりそうです。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:]

  • 2012年8月17日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    スケルトン -鮨M計画-

    解体工事が終了し、内装がスケルトンになりました。スケルトンになると、更地の敷地を初めて見たときと同じように、スケールを比較するものが少なく、全体的に狭く感じます。でも工事が進んで行くと徐々にスケール感が出て来て、実際の空間の大きさや広がりが分かります。この一部屋にどれだて魅力的な場を詰め込めるか、今から楽しみです。

    スケルトンにするといろいろと見えなかったことが見えてきます。床下に点検口が隠れて空いていたり、ダクトのルートがはっきりしたり、以前の壁がGL工法であったことなどです。一番驚いた発見は、道路側の壁の内部に実はガラスが張られていたことです。どのくらい前かは分かりませんが、以前ここにはガラス張りの自動ドアが入っていたようです。この壁の中に隠されていたガラス窓は相当古く汚れているのですが、掃除して一部開口として使えないかと検討しています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2012年8月6日

    PROJECTS-DIARY|平行四辺形の鮨店

    現場調査 -鮨M計画-

    [:en]

    昔からの町並みや路地を残す東京神楽坂に小さな鮨屋を計画しています。新規開店の決断をしたご夫婦の長年の夢が詰まった、すばらしいお店になるようにと計画がスタートしました。

    この日は、施主ご夫婦、不動産屋さんと一緒に現場調査に伺いました。現場は以前のお店の内装が残っており、これからスケルトンにする為の解体工事が入ります。現場では何を壊し何を残すかを施主夫婦と相談しながら決めて、不動産屋さんに伝えました。同時に大まかな空間の大きさや設備関係の状況をチェックしていきます。

    以前に入っていたお店(スナック)は、潰れたのではなく、現場近くのより大きなテナントにステップアップしたそうで、そのことからも縁起の良い物件と言えそうです。

    小さなお店だけどコンパクトに濃縮され、居心地が良く、ご夫婦の人柄が表れた空間になればと考えています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    昔からの町並みや路地を残す東京神楽坂に小さな鮨屋を計画しています。新規開店の決断をしたご夫婦の長年の夢が詰まった、すばらしいお店になるようにと計画がスタートしました。

    この日は、施主ご夫婦、不動産屋さんと一緒に現場調査に伺いました。現場は以前のお店の内装が残っており、これからスケルトンにする為の解体工事が入ります。現場では何を壊し何を残すかを施主夫婦と相談しながら決めて、不動産屋さんに伝えました。同時に大まかな空間の大きさや設備関係の状況をチェックしていきます。

    以前に入っていたお店(スナック)は、潰れたのではなく、現場近くのより大きなテナントにステップアップしたそうで、そのことからも縁起の良い物件と言えそうです。

    小さなお店だけどコンパクトに濃縮され、居心地が良く、ご夫婦の人柄が表れた空間になればと考えています。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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