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  • 2016年1月28日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    オープンクリニック準備 -Aクリニック-

    aclinic_openclinic01

    各部屋に設備や家具が配置され、いよいよクリニックとして診察が行なわれる準備ができました。この日は開業に先立ちオープンクリニックという内覧会が行なわれ、一般の方が病院内を歩き回り自由に見る事ができます。来られた方は看護婦さんに血圧測定などをしてもらえ、さらに院長先生もいらっしゃるので、病気の時の診察ではなく気軽なおしゃべりもできます。

    写真は吹抜部にハイサイド窓のある明るい待合室です。左手に診察室にいく廊下が見えています。

     

    aclinic_openclinic02

    来られる方々を受付で出迎える準備も万端です。このクリニックは他の場所からの移転なのですが、今回の新クリニックでの診察開始に向けて、スタッフのユニホームも一新され、笑顔もより輝いているように感じました。「こんな素敵な場所で働けるのは幸せです」と仰ってくださるスタッフの方もいて、とてもうれしくなりました。

     

    aclinic_openclinic03

    カーブする廊下です。この廊下は診察を終えた患者さんが会計に向かう時に歩く部分です。その窓際部分に、沢山のお花が並んでいて圧巻でした。来られた方々が花を見ながら、気持ちよく出口に向かうのが眼に浮かぶようでした。

    ずっと「現場」と呼んでいたこの場所は、このイベント後には「クリニック」と呼ばれ、診察が開始します。スタッフの方々がきびきびと動かれている様子を見て建物に命が吹き込まれたような、、、そんな瞬間でした。

    サンゴデザイン/田中匡美
  • 2015年12月9日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    塗装工事 -Aクリニック-

    [:en]aclinic_gaisou01外部スロープの柱や軒下に塗装が施されました。写真はRのスロープ部分です。白を基調とした明るいイメージのクリニックです。

     

    aclinic_gaisou02左の写真は市道に面した直線のスロープ部分です。周囲を歩く近隣の方々も「何が建つのだろう」と、興味津々に覗かれていく方が多いそうです。

     

    aclinic_naisou01

    写真右手に待合いスペースになる空間が続いています。その天井の木部にも白の塗装が施されました。採光も十分ですが白の塗装でより明るい待合いスペースになると思います。写真左には受付カウンターもでき始めました。

     

    aclinic_naisou02

    吹抜け部を見た写真です。上部にはハイサイドの開口部があり自然光が降り注ぎとても明るいです。

     

    サンゴデザイン/田中匡美

      [:ja]aclinic_gaisou01

    外部スロープの柱や軒下に塗装が施されました。写真はRのスロープ部分です。白を基調とした明るいイメージのクリニックです。

     

    aclinic_gaisou02左の写真は市道に面した直線のスロープ部分です。周囲を歩く近隣の方々も「何が建つのだろう」と、興味津々に覗かれていく方が多いそうです。

     

    aclinic_naisou01

    写真右手に待合いスペースになる空間が続いています。その天井の木部にも白の塗装が施されました。採光も十分ですが白の塗装でより明るい待合いスペースになると思います。写真左には受付カウンターもでき始めました。

     

    aclinic_naisou02

    吹抜け部を見た写真です。上部にはハイサイドの開口部があり自然光が降り注ぎとても明るいです。

     

    サンゴデザイン/田中匡美

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  • 2015年10月1日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    建具、防水工事 -Aクリニック-

    aclinic_moku05

    木軸工事と屋根の防水の工程が一段落し、外部建具が入り始めました。写真はRのスロープ部分に面する外部建具です。建具の左側は室内、右側は外部でスロープを覆う木造の庇と柱が見えています。

     

    aclinic_moku06

    直線のスロープ部分に面する外壁にはハイサイドのサッシが枠もガラスも入り、外壁を貼る下地の準備が始まっています。こちらのスロープ部の庇の軒下にはすでに合板が貼ってあります。

     

    aclinic_moku07

    クリニック内部から外を見た様子です。右側が受付と会計で左側が風除室とエントランスになります。屋根の防水工事が終わり雨に濡れる心配もなくなり、内装工事も始まります。

     

    aclinic_moku08

    屋根の上に登ってみました。屋根にはシート防水が施されています。完成した折には、ここは人が登るスペースではありませんが、景色が良くて「ぐるぐる」と歩いてみました。現場監督さんも言っていたのですが防水屋さんが上手でとても奇麗なシート防水の仕上がりでした。

     

    サンゴデザイン/田中匡美
  • 2015年9月25日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    木工事 -Aクリニック-

    [:en]aclinic_moku01

    現場では柱と梁が組み上がり、いよいよ上棟です。木造平屋建て(一部吹き抜け部あり)の建物の全形が見えてきました。お天気も良好な日が続き現場も順調です。

     

    aclinic_moku02

    吹き抜け部の内部の様子です。軸の状態でも明るい室内が予想できて楽しみです。

     

    aclinic_moku03

    大工さんがスロープ柱の柱脚の加工をしています。「現場の仕上がりの善し悪しは大工さんの腕にかかっていて、この大工さんなら間違いない!」という現場監督のお墨付きをもらっている、腕の良い、仕事の丁寧な大工さんです。

     

    aclinic_moku04

    屋根の上に登ってみました。吹き抜け部の高くなっている部分が見えています。この屋根の合板が貼られた上にシート防水が施される予定です。

     

    サンゴデザイン/田中匡美

    [:ja]aclinic_moku01

    現場では柱と梁が組み上がり、いよいよ上棟です。木造平屋建て(一部吹き抜け部あり)の建物の全形が見えてきました。お天気も良好な日が続き現場も順調です。

     

    aclinic_moku02

    吹き抜け部の内部の様子です。軸の状態でも明るい室内が予想できて楽しみです。

     

    aclinic_moku03

    大工さんがスロープ柱の柱脚の加工をしています。「現場の仕上がりの善し悪しは大工さんの腕にかかっていて、この大工さんなら間違いない!」という現場監督のお墨付きをもらっている、腕の良い、仕事の丁寧な大工さんです。

     

    aclinic_moku04

    屋根の上に登ってみました。吹き抜け部の高くなっている部分が見えています。この屋根の合板が貼られた上にシート防水が施される予定です。

     

    サンゴデザイン/田中匡美

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  • 2015年9月5日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    土台工事 -Aクリニック-

    aclinic_dodai01

    木工事が始まりました。基礎と土台がアンカーボルトで緊結され、土台と大引の上に根太@303が施工されています。写真の中央部分はクリニックの「待合室」の部分になります。

     

    aclinic_dodai02R状のスロープの基礎にも105角の桧の土台が緊結されています。土台が切れている部分には柱が入ります。この現場では先に全体の根太までやって床状の面をつくり作業をしやすくしてから建て方へと進んでいく工程で行なわれています。

     

    aclinic_dodai04RCのスロープの先端についた制作のスチールの金物です。この金物はスロープに@1800で取付けられそれぞれ木の柱が取り付きます。

     

     

     

     

     

     

     

    サンゴデザイン/田中匡美

     

  • 2015年8月17日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    型枠脱型工事 -Aクリニック-

    aclinic_kiso01

    基礎の型枠が外されました。写真の円形状の穴はφ500mmの人通口で、建物が完成した後にもメンテナンスなどで床下を人が通れるように計画されています。ぽつぽつと赤く見える部分は型枠を押えていたセパレーターに錆止め塗装をしたものです。

     

    aclinic_kiso02

    直線状のスロープ部分です。片持ちスラブの浮いた感じがよく分かります。外壁側のコンクリート部分は外から見えるので、穴埋めをモルタルでしてあります。

     

    aclinic_kiso03R状のスロープを上からみたところです。右側の基礎からアンカーボルトが立上がっているのが見えます。この部分に105角の桧の土台が乗ります。

    aclinic_kiso04スロープが落す影の感じが良くて、直線上の スロープを下から見てみました。

     

    aclinic_kiso05写真の一段高くなった分厚いコンクリートスラブ(床)はX線室です。この上に直にシートを貼って床仕上げとします。

     

    サンゴデザイン/田中匡美

     

  • 2015年7月24日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    スロープの配筋工事 -Aクリニック-

    [:en]aclinic_haikin05基礎部分の型枠が組み上がりました。

    配筋検査時でも立体的に立上がってきたな、と感じましたが型枠が組まれるとより各部屋の大きさが立体的に見えてきました。

     

    aclinic_haikin06このクリニックの見せ場である円弧状に上がっていくスロープ部分です。スロープ横の立ち上り基礎部分が現場監督いわく、鉄筋がこれ(D19)以上太かったら、このようなカーブ状に曲がらなく、カクカクになっていたとのことです。

     

    aclinic_haikin07この建物の外形ラインは直角部分がほとんどなく、施工的に難しい部分が多いけれども現場は順調に進んでいます。

     

    サンゴデザイン/田中匡美

     [:ja]aclinic_haikin05基礎部分の型枠が組み上がりました。

    配筋検査時でも立体的に立上がってきたな、と感じましたが型枠が組まれるとより各部屋の大きさが立体的に見えてきました。

     

    aclinic_haikin06このクリニックの見せ場である円弧状に上がっていくスロープ部分です。スロープ横の立ち上り基礎部分が現場監督いわく、鉄筋がこれ(D19)以上太かったら、このようなカーブ状に曲がらなく、カクカクになっていたとのことです。

     

    aclinic_haikin07この建物の外形ラインは直角部分がほとんどなく、施工的に難しい部分が多いけれども現場は順調に進んでいます。

     

    サンゴデザイン/田中匡美

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  • 2015年7月16日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    配筋検査 -Aクリニック-

    aclinic_haikin01

    今日は基礎の配筋検査でした。配筋検査とは構造図通りに配筋が組まれているかをスケールなどを使いながら検査します。

    aclinic_haikin02

    現場監督さんにスケールを持ってもらい配筋の上端の高さや配筋ピッチ、定着長さ等をチェックします。また配筋から型枠面までを測りコンクリートのかぶり厚さが確保されているかも確認しました。

    この現場の配筋はとてもきれいで、職人さんが丁寧に組んだのよくわかりました。

     

    aclinic_haikin03

    写真は釜場ができる部分の補強筋です。屋根ができるまでは雨が降ると基礎部分に雨水が溜まるので、この釜場に集めてポンプアップして外に排出します。

     

    aclinic_haikin04

    メインとなるアプローチはコンクリート製のスロープになります。このカーブしたスロープ部分はこの診療所の見せ場の一つです。型枠大工さんが型枠をRに丁寧にカットしながら作業しています。

    サンゴデザイン/田中匡美

     

  • 2015年6月16日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    墨出し工事 -Aクリニック-

    aclinic_sumidashi01捨てコンクリートが打たれました。捨てコンクリートとは、基礎の下に30から50mm程度平に打つコンクリートで、建物の通り芯や基礎などの位置を出したり、基礎コンクリートの土への流出を防ぐためのものです。今回の厚さは50mmです。その下には防湿フィルムが見えています。

     

    aclinic_sumidashi02捨てコンクリートの上に通り芯(壁の中心)と基礎の位置が墨出ししてあります。赤い色の二本線の部分は通り芯です。上部に見える緑色の矢印で示されているのが人通口の位置です。

     

    aclinic_sumidashi03捨てコンクリートから立上がっている塩ビパイプやPF管は給排水設備や電気設備のための基礎を打つ前の先行配管です。平面図の設備の位置と先行配管との位置と照らし合わせてチェックします。

    ※今は捨ててないとのことから「捨てコンクリート」とは言わず、「レベルコンクリート」と言うらしいです。

    サンゴデザイン/田中匡美
  • 2015年5月23日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    根切り工事 -Aクリニック-

    aclinic_negiri01

    いよいよ現場が始まりました。写真は根切り後に砕石地業をした状態です。根切り(根伐り)とは基礎をつくるために地盤面下の土を掘削することです。今回の計画では、ほとんどの基礎下端はGL-350mmです。部分的にさらに深く掘らないといけない所もあるのですが、写真では1次根切りが完了した状態ですので、まだ平らな状態です。

     

    aclinic_negiri02 根切り床に見える赤い杭は、壁の通り芯の交点がポイントで出されています。建物のアウトラインも見えてきました。

    サンゴデザイン/田中匡美
  • 2015年5月12日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    埋蔵文化財試掘調査 -Aクリニック-

    [:en]aclinic_sikutsu01診療所の敷地は埋蔵文化財包蔵地(地中に遺物や遺跡が埋まっている可能性が高い場所)に該当するとのことで、届出を提出し試掘を行うことになりました。

    「試掘」とは建物を建てる計画範囲に、大きさ2mx4mのトレンチ(溝)を数カ所掘削して遺跡の有無を調べる調査です。もしこの試掘で遺跡が発見された場合、さらに「発掘調査」をする可能性もあり、工期的なことなど計画の変更が必要になってきます。

     

    aclinic_sikutsu02トレンチの深さは基礎下端レベルまでです。メモリの付いた大きな現場用スケールで深さを確認しながら丁寧に重機で掘り進めます。

    aclinic_sikutsu03

    掘削が終わると調査員がその中に入り、トレンチの断面を手でこすったりしながら遺跡がないか調べます。

    古い地層が確認されましたが、遺跡は発見されませんでした。地層の変わる部分を調査員の方が図面に記録して調査は終了です。

     

    aclinic_sikutsu04上の写真は埋め戻した後、転圧が完了した状況です。

    後日正式に遺跡がなかったと認定され、無事に工事が進められることとなりました。試掘調査の立会いは初めての経験で、少し緊張しましたが無事終了して一安心でした。これから工事が始まります。

    サンゴデザイン/田中匡美

    [:ja]aclinic_sikutsu01診療所の敷地は埋蔵文化財包蔵地(地中に遺物や遺跡が埋まっている可能性が高い場所)に該当するとのことで、届出を提出し試掘を行うことになりました。

    「試掘」とは建物を建てる計画範囲に、大きさ2mx4mのトレンチ(溝)を数カ所掘削して遺跡の有無を調べる調査です。もしこの試掘で遺跡が発見された場合、さらに「発掘調査」をする可能性もあり、工期的なことなど計画の変更が必要になってきます。

     

    aclinic_sikutsu02トレンチの深さは基礎下端レベルまでです。メモリの付いた大きな現場用スケールで深さを確認しながら丁寧に重機で掘り進めます。

    aclinic_sikutsu03

    掘削が終わると調査員がその中に入り、トレンチの断面を手でこすったりしながら遺跡がないか調べます。

    古い地層が確認されましたが、遺跡は発見されませんでした。地層の変わる部分を調査員の方が図面に記録して調査は終了です。

     

    aclinic_sikutsu04上の写真は埋め戻した後、転圧が完了した状況です。

    後日正式に遺跡がなかったと認定され、無事に工事が進められることとなりました。試掘調査の立会いは初めての経験で、少し緊張しましたが無事終了して一安心でした。これから工事が始まります。

    サンゴデザイン/田中匡美

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  • 2014年8月22日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    敷地調査 -Aクリニック-

    aclinic_site01

    北海道の設計事務所と連携して診療所の新築計画がスタートしました。このように遠方の設計事務所との連携プレーの案件は初めてなので手探りな部分が多いのですが、このような貴重な機会に出会えた事に感謝し、真摯に取り組みたいと思っています。

    aclinic_site03

    敷地は幅員16mの都道と幅員4m以下の道路二面に面しており、都道側には気持ちのよい並木が続いています。この並木が背景にあることでとても魅力的な敷地になっています。

    建物の床面積はそんなに大きな計画ではないのですが、敷地が広いため工事着手までに多くの届出や申請が必要になります。

    この多岐に渡る手続き関係を経験できることは、私たちにとってとても良い勉強になるだろうと感じています。

    今後も進行状況を報告できればと思っています。

    サンゴデザイン/田中匡美

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