• 2015年7月22日

    PROJECTS-DIARY|非平行のバー

    検査と撮影 -新宿バー計画-

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    工事がほぼ終わり設計検査を行ないました。見え難い所もしっかり見て傷や汚れ、可動部分、照明や設備など細かい部分もチェックしました。

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    そうして見つかった部分には遠慮なく付箋を貼っていきます。後から現場監督と一緒にひとつひとつ見て回り、修正や補修、掃除を行い、完璧にしていきます。最終的には付箋が全て無くなります。

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    また同じ日に入居しているビルの消防検査も行なわれました。6階にあるため、テラスに「オリロー」と呼ばれる避難器具の設置が求められました。それを実際に稼働できるか検査しています。ただこれで避難するには相当の勇気が求められると思います。。

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    後日、一緒にプロジェクトを進めてきた友人により撮影が行なわれました。プロの写真家でもある彼によって撮影された素晴らしい写真たちは近日中にアップします。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

     

  • 2015年7月16日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    配筋検査 -Aクリニック-

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    今日は基礎の配筋検査でした。配筋検査とは構造図通りに配筋が組まれているかをスケールなどを使いながら検査します。

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    現場監督さんにスケールを持ってもらい配筋の上端の高さや配筋ピッチ、定着長さ等をチェックします。また配筋から型枠面までを測りコンクリートのかぶり厚さが確保されているかも確認しました。

    この現場の配筋はとてもきれいで、職人さんが丁寧に組んだのよくわかりました。

     

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    写真は釜場ができる部分の補強筋です。屋根ができるまでは雨が降ると基礎部分に雨水が溜まるので、この釜場に集めてポンプアップして外に排出します。

     

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    メインとなるアプローチはコンクリート製のスロープになります。このカーブしたスロープ部分はこの診療所の見せ場の一つです。型枠大工さんが型枠をRに丁寧にカットしながら作業しています。

    サンゴデザイン/田中匡美

     

  • 2015年7月8日

    PROJECTS-DIARY|非平行のバー

    什器工事 -新宿バー計画-

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    取付けられたカウンターは直ちに厳重に養生をされ、現場テーブルとして活用されています。今日はカウンター後ろの壁付け戸棚収納の取付と調整工事を行ないます。

     

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    工場で制作・塗装された什器は、ウッドデッキが敷かれたテラスに一旦置かれました。

     

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    下地の調整後、職人さん3人がかりで持ち上げられ骨にしっかりと固定されました。表に見えてくる壁仕上げの範囲は先に仕上げをやっておきます。

     

    sbar_jyuki4下地の壁が曲がっていたり、有効寸法が若干違ったりするので、設置後さらに細かく調整していきます。ここが少しでもずれると、その後の扉や他の棚板など色々なものが接続できなくなってしまうため、ピッタリ納める必要があります。

     

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    カウンター後ろの壁に吊り収納が取り付きました。扉はまだ付けていません。すでに天井などの仕上げも終わっており、もう完成が見えてきました。

     

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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    取付けられたカウンターは直ちに厳重に養生をされ、現場テーブルとして活用されています。今日はカウンター後ろの壁付け戸棚収納の取付と調整工事を行ないます。

     

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    工場で制作・塗装された什器は、ウッドデッキが敷かれたテラスに一旦置かれました。

     

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    下地の調整後、職人さん3人がかりで持ち上げられ骨にしっかりと固定されました。表に見えてくる壁仕上げの範囲は先に仕上げをやっておきます。

     

    sbar_jyuki4下地の壁が曲がっていたり、有効寸法が若干違ったりするので、設置後さらに細かく調整していきます。ここが少しでもずれると、その後の扉や他の棚板など色々なものが接続できなくなってしまうため、ピッタリ納める必要があります。

     

    sbar_jyuki5

    カウンター後ろの壁に吊り収納が取り付きました。扉はまだ付けていません。すでに天井などの仕上げも終わっており、もう完成が見えてきました。

     

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2015年6月25日

    PROJECTS-DIARY|非平行のバー

    カウンター取付工事 -新宿バー計画-

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    先日工場で仮組みされたカウンターが現場に搬入され、大工さんと家具職人さんによって1枚ずつブロック壁の上に取付けられました。

    取付け後は現場を一度きれいに清掃し、養生をしっかりしてから、ウレタン吹付け塗装を行い着色します。sbar_genba5

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    現場はノンストップでどんどん進んでいきます。腕の良い大工さんが2人掛かりで次々に木工事を終わらせていくためチェックや確認も休んでいられません。

    全面的に修正(作り直し)をお願いした階段がすでにでき上がっていました。

    この現場の大工さんは、以前やったお鮨屋さんの時と同じ方々で安心してまかせられます。

     

    サンゴデザイン/鈴木竜太
  • 2015年6月16日

    PROJECTS-DIARY|Aクリニック

    墨出し工事 -Aクリニック-

    aclinic_sumidashi01捨てコンクリートが打たれました。捨てコンクリートとは、基礎の下に30から50mm程度平に打つコンクリートで、建物の通り芯や基礎などの位置を出したり、基礎コンクリートの土への流出を防ぐためのものです。今回の厚さは50mmです。その下には防湿フィルムが見えています。

     

    aclinic_sumidashi02捨てコンクリートの上に通り芯(壁の中心)と基礎の位置が墨出ししてあります。赤い色の二本線の部分は通り芯です。上部に見える緑色の矢印で示されているのが人通口の位置です。

     

    aclinic_sumidashi03捨てコンクリートから立上がっている塩ビパイプやPF管は給排水設備や電気設備のための基礎を打つ前の先行配管です。平面図の設備の位置と先行配管との位置と照らし合わせてチェックします。

    ※今は捨ててないとのことから「捨てコンクリート」とは言わず、「レベルコンクリート」と言うらしいです。

    サンゴデザイン/田中匡美