• 2012年1月10日

    PROJECTS-DIARY|薪水書窓庵

    古材調査 -沼須人形稽古場計画-

    [:en]

    昨年の秋に古材の調査、清掃、釘抜きを行いました。釘抜きをしっかりと行わないと、古材を再加工するときにジグソーなどの刃を痛めるだけでなく、施工にも危険がともなうので厳密に行う必要があります。また古材の状態を確認し、サイズ・本数などを記録し、今後のより詳細な設計に反映させて行きます。

    古材は樹種により状態の違いが大きく現れることが、この調査ではっきりと分かりました。また構造として使えそうな材料はかなり限られていることも判明しました。その他の多くの構造として使えない古材をどのように新しい建物に再利用するかが創意工夫を必要とする課題です。

    二日間をかけて、釘を一本一本丁寧に黙々と若い職人さんたちが抜いてくれました。おそらく何万本とあったと思います。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    昨年の秋に古材の調査、清掃、釘抜きを行いました。釘抜きをしっかりと行わないと、古材を再加工するときにジグソーなどの刃を痛めるだけでなく、施工にも危険がともなうので厳密に行う必要があります。また古材の状態を確認し、サイズ・本数などを記録し、今後のより詳細な設計に反映させて行きます。

    古材は樹種により状態の違いが大きく現れることが、この調査ではっきりと分かりました。また構造として使えそうな材料はかなり限られていることも判明しました。その他の多くの構造として使えない古材をどのように新しい建物に再利用するかが創意工夫を必要とする課題です。

    二日間をかけて、釘を一本一本丁寧に黙々と若い職人さんたちが抜いてくれました。おそらく何万本とあったと思います。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:]

  • 2012年1月5日

    PROJECTS-DIARY|薪水書窓庵

    沼須人形稽古場計画

    [:en]

    群馬県沼田市沼須町に地域の人々が150年以上も伝えてきた歴史ある伝統芸能「沼須人形芝居」のための稽古場を計画しています。

    沼須人形芝居は今までは決まった稽古場がなく、地域の人々の民家などを借りながら練習を繰り返していました。その現状から沼須人形芝居を支える多くの人々の協力と要望により、沼須人形劇専用の稽古場をつくる計画がスタートしました。

    また同時期に市の中心部に大正時代から建っていた伝統的な商家が取り壊されることが決まり、現在の座長がその建物の古材を譲り受けました。その建物は中心部の交差点に立地していたこともあり、地域の人々には愛着のあるシンボル的な存在でもありました。

    私たちと座長はその古材を新しい敷地に運び、新しい稽古場の建物に再生・再利用できるのではないか。歴史の刻まれた古い材料を経済性を理由に簡単に捨てるのではなく、新しい価値を生み出しながら継承してく意思のある建物が、この稽古場にふさわしいと考えました。

    上の写真は譲り受けた商家の取り壊される前の状態です。できる限りこの形を踏襲しながら稽古場として再生させる計画です。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]

    群馬県沼田市沼須町に地域の人々が150年以上も伝えてきた歴史ある伝統芸能「沼須人形芝居」のための稽古場を計画しています。

    沼須人形芝居は今までは決まった稽古場がなく、地域の人々の民家などを借りながら練習を繰り返していました。その現状から沼須人形芝居を支える多くの人々の協力と要望により、沼須人形劇専用の稽古場をつくる計画がスタートしました。

    また同時期に市の中心部に大正時代から建っていた伝統的な商家が取り壊されることが決まり、現在の座長がその建物の古材を譲り受けました。その建物は中心部の交差点に立地していたこともあり、地域の人々には愛着のあるシンボル的な存在でもありました。

    私たちと座長はその古材を新しい敷地に運び、新しい稽古場の建物に再生・再利用できるのではないか。歴史の刻まれた古い材料を経済性を理由に簡単に捨てるのではなく、新しい価値を生み出しながら継承してく意思のある建物が、この稽古場にふさわしいと考えました。

    上の写真は譲り受けた商家の取り壊される前の状態です。できる限りこの形を踏襲しながら稽古場として再生させる計画です。

    サンゴデザイン/鈴木竜太

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  • 2011年6月22日

    PROJECTS-DIARY|イーチハウス

    完成半年後の訪問 -イーチハウス-

    [:en]1f_kitchen_6

    竣工してから約半年が経過しました。
    雑誌社の取材のため訪問させて頂き、
    実際に生活している空間を少し撮らせて頂きました。
    とても奇麗に生活しておられ、
    完成した当初よりもこの住宅が活き活きとしていました。
    2f_naikan_10
    階段を利用した2層を抜ける収納棚は、
    ギャラリーの様に子供たちのものが展示されています。
    gaiko_8
    白い砂利を敷き詰めたお庭には、かわいい小さな畑が作られています。
    美味しそうなキュウリが元気に育っていました。
    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]1f_kitchen_6

    竣工してから約半年が経過しました。
    雑誌社の取材のため訪問させて頂き、
    実際に生活している空間を少し撮らせて頂きました。
    とても奇麗に生活しておられ、
    完成した当初よりもこの住宅が活き活きとしていました。
    2f_naikan_10

    階段を利用した2層を抜ける収納棚は、
    ギャラリーの様に子供たちのものが展示されています。
    gaiko_8

    白い砂利を敷き詰めたお庭には、かわいい小さな畑が作られています。
    美味しそうなキュウリが元気に育っていました。

    サンゴデザイン/鈴木竜太[:]

  • 2010年12月16日

    PROJECTS-DIARY|イーチハウス

    撮影2日目 -イーチハウス-

    [:en]gaikan_2

    撮影2日目は高所作業車を呼び、上空からの撮影を行いました。
    建物の構成がはっきりと見え、またスリルのある撮影に興奮しました。
    とても良い写真が撮れたと思います。
    car_1
    リースした高所作業車です。
    オペレーターさんの腕がとても良く、
    電線の際ぎりぎりまで寄せてもらいました。
    サンゴデザイン/鈴木竜太

    [:ja]gaikan_2

    撮影2日目は高所作業車を呼び、上空からの撮影を行いました。
    建物の構成がはっきりと見え、またスリルのある撮影に興奮しました。
    とても良い写真が撮れたと思います。

    car_1

    リースした高所作業車です。
    オペレーターさんの腕がとても良く、
    電線の際ぎりぎりまで寄せてもらいました。

     

    サンゴデザイン/鈴木竜太[:]

  • 2010年12月15日

    PROJECTS-DIARY|イーチハウス

    写真撮影 -イーチハウス-

    south_gaikan_2

    早朝から建築写真家による撮影が行われました。
    光の具合を見ながら朝から暗くなるまで、
    じっくり撮影して頂きました。

    south_gaikan_3

    午前中は青空だったのですが、午後から曇りだし、
    また空が白くなってしまいました。
    写真は自前のカメラで撮影したものです。
    サンゴデザイン/鈴木竜太